【映画】Gifted/ギフテッド
映画「Gifted」を見てきました。
7才の数学天才少女をめぐる物語なのですが、「ビューティフルマインド」や「イミテーション・ゲーム」のように奇才の苦悩を扱ったものではありません。少女と仲良く暮らす叔父、それを引き離す周りの期待や環境を対比とした映画です。社会になじめずとも数学的奇才により救われる?パターンは過去に見たことがありますが、ある意味その逆を行く切り口でした。
おそらく彼女は実在しないのではないかと思うのですが、実在するミレニアム懸賞問題や、それを解いたグリゴリー・ペレルマンについてチラッと出てくるシーンもありました。私は以前グレゴリー・ペレルマンに関する本を読んでいたので、思わずおおっと言ってしまいました。
クリス・エバンスもかっこよかったですが、何より少女役のマッケナグレイスの演技も素晴らしかった。数学者の映画が好きな人にも、子どもをめぐるヒューマンドラマが好きな人にも、お勧めです。