【東村アキコ】宮崎県・かくかくしかじか聖地訪問
「かくかくしかじか」の映画が公開されました。
4年前の記事では、実写化は避けられているのかなと思いましたが、自ら脚本をつとめ実現しました。私も見に行きたいと思います。
さてそれに先立ち、かくかくしかじかの聖地訪問をしてきました。
かくかくしかじかは東村アキコの自伝的作品なので、生まれ育った「宮崎県」、大学時代の「石川県」、漫画家黎明期の「大阪府」が大きな舞台となっています。とは言え日高先生との思い出の話なので、やはりメインは宮崎県。ささっと行けるところに訪問してきました。
1 旅程(名古屋〜福岡〜宮崎)
今回名古屋からジェットスター(GK581)で行きました。
名古屋からは宮崎へのフライトが意外に少なく(あと高い)、福岡経由でいくことに。
朝7:40に名古屋発、9:15福岡着です。名古屋空港内のカプセルホテルで前泊しました。
福岡から宮崎駅へは、3時間半ぐらい。
となります。

今回はただ到着した日に、「日南市・鵜戸(うど)神宮」に行きたいと思っていたので、ギリギリのタイミングで乗り換えられる宮交シティの停留所で下車(宮崎駅のひとつ前の停留所)。
さらに1時間10分ほどバスに揺られて南下し、鵜戸神宮へ訪問してから、聖地訪問のスタートです。
2 訪問先
(1)宮崎駅前
かくかくしかじかでは、描かれる宮崎の街並みには大体ヤシの木が並んでいます。

実際に宮崎に訪れてみると、確かに街中に並んでいます…!素敵。

訪問した後に改めて漫画を読み返すと、ヤシの木…!と見る目が変わります。
(2)大淀川
漫画ではちょくちょく大淀川の描写が出てきます。宮崎駅から近く。
幼年期に大淀川の土手で漫画を読んだり、漫画家駆け出し時代に、大阪の淀川をみて宮崎の大淀川を思い出したり。



空も広く、気持ちの良い場所でした。
(3)居酒屋
筑波大学の不合格通知があった際、アキコ氏と日高先生は居酒屋へ行きます。

漫画には提灯も描かれているので、ニシタチの店っぽいです。
私も「鳥よし」ではないですが、ニシタチにある別の飲み屋で地鶏を食べました。
写真には映ってないですが、もちろん瓶ビールも笑。

開店早々に行ったのですぐ入れましたが、待ち客もできてそこそこ人気な店だったようです。

ちなみにコロナの時は、東村アキコ氏もクラファンでニシタチを応援していました。
クラウドファンディング - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
(4)NTT
東村アキコ氏が大学卒業にしばらく働いていたと思われるNTTです。外観のみ。
集英社としょっちゅう電話していた公衆電話があれば見てみたかったですが、さすがにもうなくなっているでしょうね。このNTTは「ひまわりっ!」でもよく出てきます。

(5)宮崎中央郵便局
3日で描き上げ「ぶ〜け」に投稿した場所、宮崎中央郵便局です。

この「情けなさを燃料に ただがむしゃらに描いた」と言う言葉。染みます。
このあたりの、アキコ氏が這い上がるシーンは胸熱ですね。

また、初めてアキコ氏の漫画「フルーツこうもり」が掲載された「ぶ〜け」を買った書店は「田中書店一番街店」ですが、こちらはもう閉店してしまっているようです。
(こう言う場所を訪問していると、藤子不二雄の「まんが道 聖地訪問」をした感覚を思い出します)
(6)海岸沿い
鵜戸神宮へ南下する際は、海岸沿いの道を走ります。
こんな感じの道を、アキコ氏は時にドライブし、また日高先生は描けなくなったアキコ氏を叱咤しに駆けつけたのでしょうかね。

(7)鵜戸神宮
この鵜戸神宮、かくかくしかじかには出てこないですがお勧めスポットです。
東村アキコ氏も、「フルーツこうもり」でデビューする直前に訪問したとのこと。願いが叶うとされる「運玉」を「亀石」に一発で命中させたとのことです。
わたしのふるさと便:わたしの穴場 宮崎県 「日南市・鵜戸神宮」 崖っぷちの迫力 宮崎市出身・漫画家 東村アキコさん | 毎日新聞

私は10発目で入れられました。

海も近く、とても良い神宮です。気持ちが上がります。
3 その他の聖地情報(日岡絵画教室等)
(1)日岡絵画教室
今回、日高先生の絵画教室へは訪問できませんでした。
「市民の森」バス停がよく出ていたので、近くの森林は阿波岐原森林公園で、その周辺にあるのかと思いましたが、結局場所はわからず。
ちなみに日高先生のモデルになったと言われる日岡兼三氏についてはこちらの資料に書かれていることも興味深いです。特に生徒だった横山仁美氏の寄稿。
https://www.town.takanabe.lg.jp/material/files/group/17/hiokakenzouten.pdf
亡くなる直前に生徒さんに言った言葉として「やるのは今しかない。今という時間しかないんだぞ。明日はやってこないんだ。今出来ることは今やれ。今描けるものは今描け」が記載されています。日高先生と言う人格が、よりクッキリして感じられます。
他にも「今出来ることを焦らず止まらずやれ」「何にも囚われず、今に集中しろ」「余計なことを考えるな」と言った先生の人格が投影された言葉がズシリと響きます。
鉛筆をきれいに研ぐこと、絵具を使った後、蓋のまわりを拭くこと、道具入れを整理整頓すること。良書を沢山読み、世界を広く知り、自分の目で見、考え、思想を深めていくことの大切さ。誰かの考え、兼三先生の教えにすら寄りかかってはいけないこと。生きとし生けるもの、全ての存在それぞれに神が宿っていること。自然は最高の師であること。友人ほど大切なものはないこと。それらの言葉は先生の生き方そのものだった。
(2)絵画教室の最後の飲み会
また絵画教室での最後の飲み会については、以下ブログ記事に残っていました。貴重!
漫画に登場した人らしき人はいないような…「俺っす」石崎くんのモデルらしき人はいるような…?
(3)日高先生が持参した焼酎:野うさぎの走り
漫画において日高先生が金沢のアキコ氏を訪問した際に持っていた焼酎は、漫画では「野うさぎの走り」。
アキコ氏にとってはほろ苦い思い出となる焼酎。私も宮崎市内で売ってないか、のべるところはないかと探しましたが見つからず…残念でした。
(4)西村くんとのデート先
・チキン南蛮
おそらく「おぐら」に行ったと思われますが、残念ながら訪問時は休日でした。NTTや郵便局の近くにあります。その頃もよく行ったのでしょうね。
・フルーツ大野
「ひまわりっ!」でも出てきたフルーツパフェです。西村くんは「トロピカルパフェ」を食べたようですが、私はフルーツパフェにしました。

・磯料理 網元
今回は訪問していませんが、東村アキコ氏が初めての原稿料でエビフライをおごったと思われる店です。
3 まとめ
以上、かくかくしかじかの聖地訪問でした。
宮崎そのものは非常に良い場所で、また訪れたいと考えています。
ちなみに泊まったホテルは宮崎第一ホテルで、ここもサウナとか非常に良い場所でした。お勧めです。
宮崎の後は大分に行き、また福岡に戻りました。
後日、別記事でアップしたいと思います。
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