Pythonプログラミングパーフェクトマスター/問題解決のためのデータ分析基礎講座
Pythonやデータ分析について最近読んだ本を少々。
■Pythonプログラミングパーフェクトマスター[Python3/Anaconda対応最新版]
最新版が2020年4月に出ていたので、あらためて読む。
忘れていたところも多く、改めて読んでよかったという感じ。Kaggleで他の人の文章を読み、これってどういう意味だったっけという時に読むと、ああそういう意味だったと思い出すこともあった。
そういう意味ではこれまで覚えた情報や知識も、まだまだ身について血肉となっていないなと感じさせてくれる本であった。
Pythonプログラミングパーフェクトマスター[Python3/Anaconda対応最新版] (Perfect Master 183)
- 作者:金城俊哉
- 発売日: 2020/03/28
- メディア: 単行本
■問題解決のためのデータ分析基礎講座
タイトルのとおり、基礎的な内容。ビジネス上の課題をデータ分析・活用で解決し、成果をあげていくための「考え方」や「手順」を開設したもの。統計解析でもなければ、データ分析技術やツールの使い方についても解説しない。
記憶に残ったパートとしては、データを活用するということは、「石橋をたたいて渡る」ようなもの、不確実性を減らして「リスク」を明らかにすること、ということ。
データ分析が万能薬のように扱われる昨今の状況だがが、あくまでビジネスや事業があり、そこでの課題を踏まえたうえで、将来の予測や効率的な施策を選び出すためのものとして使われる、という考え方が述べられている。データ問題解決フレームワークPPDAC(Problem課題の設定→Plan調査・分析の計画→Data情報収集→Analysis整理・集計・分析→Conclusion結論)など、これまでの知識を整理するうえで読むには良い。