MinecraftでPythonを学んでみての感想
Python初級レベルの学習が終わった私であったが、もう少しPythonに慣れたいと考え、MinecraftでPythonを練習しておりました。が、これはこれで一旦終了。
Minecraftを買うのに3000円かかってしまった、まあ良かったかなという感想です。
■メリット
- 単純に世界に変化を与えられるのが楽しかった。ただピラミッドを作ったり、絵をかいたりするだけでも、自分が何かしているという感覚があって、久々に夢中になった。
- 基礎の基礎を復習できた。Pythonのプログラムを実行するには、Windowsコンパイラで保存した.pyファイルを実行するとか。IDLEでNew Fileを立ち上げ、Run→Run Moduleで実行するとできることとか。このレベルで迷ってしまったこともあり、Minecraftくらいで再確認できたのは良かった。ちなみにMinecraftの場合は、以下のフォルダに保存し、チャットで「/python (ファイル名).py」を入力する。C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\.minecraft\mcpipy
- Minecraftがなんたるか分かった。流行ってはいるが何も知らなかったものの、今ではどういうゲームで何をすればいいかわかる。少なくとも話題として話すことができる。
■デメリット
- 実務で使うであろうPythonとは異なる。使ったifだのdefだのベースのところは当然ながら同じだが、使用したプログラミングはゲームの世界のみで使えるもので、これからPythonを使う舞台では役立たないであろう。
- 環境整備に意外に時間がかかった。Modを用意したり、色々とDLしたものの、バージョンが違ってやり直したり…と、Python以外のところでも少々時間がかかった。結局minecraft 1.12とかでやった。あの時間はなくても良かったかなと思う。
とはいえ、トータルで見るとやってみて良かったかなと思う。これはPythonの勉強に役立つから、ではなくて自分自身の経験としてよかった。プログラミングによって世界が動き、ワクワクする。その体験を得られただけでも価値があったと思う。
プログラミング言語を学ぶ道は長い。最初から最短ルートで登るのではなく、ところどころの高さで、景色を楽しんだり、気になるものに触っていきたい。プログラミング言語は、資格の勉強や受験勉強と違って、そういう楽しさがあるのが良いと思う。