3冊並行読書のブログ

3冊並行読書の記録をするブログです。

会議で意見が言えるようになるコツ

私は会議で意見を言うのが苦手な人間です。

このため議論が強くなる系の本をいくつか読んで改善しようと試みましたが、どうも良い本が見つからず。ディベートだの、なーんか言ってることはわかるけど、現実で応用は難しい…というのが多いんですよね。

それでも同じように議論で意見を発するのが苦手な人もいるかと思いますので、最近考えているコツを、いかに列挙します。

 

1 議論の内容以外で発言をする

(1)記録係を買って出る

記録係は積極的に買って出ましょう。議事録係でも、ホワイトボードの書記でも。

私は意見を言うのは苦手ですが、記録はまあ得意なのでよくやっていますが、以下のようなメリットがあります。

【メリット1】役割があるので、意見を言わなくても許される。
【メリット2】議論の内容をさかのぼって確認できる。

これによって、発言を生むことができます。例として「先ほど曖昧になった、〇〇は結局〇〇ということですか」といった確認での発言など。

【メリット3】会議のマネジメント側での発言がしやすい

記録係は常にノートとかパソコンを見て、議事録の完成形を意識すべきです。そのうえで、「議論が脱線してきてますので、先に〇〇を決めませんか」といった発言ができます。

 

(2)事前に配布資料を読んで準備をする、微妙に皆が知らない知識を持つ

記録係にならず、いち出席者として会議に出るならば、事前の準備は必須です。特に事前に配られる資料のボリュームが大きいならば、確実にそれを読み、資料を読み込んでいない人の発言に対して、「資料では●●と書いてますよね」と反論することができます。

創造的なアイデアを発言できないならば、それを自覚し、「皆が共通して持つべき情報」の観点から、是正にかかるのも一つの手です。

 

(3)会議に関連する事項で、微妙に皆が知らない参考知識を発言する

以下のサイトで、紳助さんの話術について解説されていましたが、要はこういうことです。自分の雑学をひけらかして、誰も口をはさむことができないようにすることです。

www.sakagami3.com

つまり「マーケティングの戦略」について話しているときに、「マーケティングといえばA社では最近こういう企画が・・・」といった感じに意見を発するわけです。

普段から新書を読むなり、新聞を読んでいると、こういった発言ができるようになります。ですが、こういった発言は、「単に意見を発することを目的としたもの」であり、「会議そのものの生産性を高めるとは限らない」ということを、覚えておくとよいと思います。実際、この程度の発言しかしておらず、「え、結局その発言何か意味あった?」というようなパターンもよくあります。ただ、なんかこいつできるやつっぽいな、と思わせるには効果てきめんです。

 

2 議論の内容について発言をする

(1)他者の発言に対して賛同し、根拠の類似事例を補足する

おそらく意見を言うのが苦手な人の考えとして、「相手の意見に特段の反論はないから…」というのがあるのではないかと思います。その場合、「Aさんの意見ですが、●●という場合でも有効だと思いますので、よいのではないでしょうか」と根拠をプラスして発言すると、一応何か言ったことになりますし、発言もしやすいです。あまり価値はないですが。

(2)他者の主張に対して、根拠の事例を追加、修正する

まず他者の発言の中で、何かしらの主張を含む意見(どうせ長い)を見つけ、一言で言い換えます。「AはBすべきだ」と。次にこの意見に対して、根拠が何かを考えるわけです。「Cだから」「Dだから」と。いい大人は、大体自分の意見を言うときに何かしら根拠をいっています。「AはBすべきだ」と言い換えることのできないものは、参考情報とかクソみたいなものなので、無視しましょう。

そして。ここでそのロジックをよ~く考えるわけです。本当に「Cだから、Bすべき」ということになるかなあ?と。これは実際に文字に落として、図に書いてみるといいかもしれません。頭の中であれこれ考えていても、わからないことも多いですし、まず文字に落として客観視することで、出てくる意見もあります(これも記録係を進める理由の1つ)。ちなみに文字に落とすことを勧めているのは以下の本。

 

頭がよくなる思考術

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ロジックを考える際には、いろいろな視点で考えましょう。 まず、「あげられた根拠がロジックとして正しいか」「正しくない事例はないか」「現時点では正しくても、将来はどうか」「ほかの補足すべき根拠はないか」「仮にその主張を受け入れた場合、どのような効果がでると考えられるか」。などなど。

 

んで。その補足すべき修正すべきロジックだとか、効果がどうなるかとかの意見についての考察は、平素のインプットにかかってくる。平素から関連するテーマ(しなくてもいいけど)を、どれだけ調べてインプットしてストックしてるか。結局はこれによる。

 

以上、会議における発言のコツについて述べました。自分としては、会議での発言は、ディベートとかそういった本では「意見に対するロジック修正」ばかりが着目されます。しかしながら実際は、①単なる参考知識としての発言や、②会議をマネジメントする上での発言、もあるので、そちらで発言の機会をとらえるのも一つの手ではないかなーと思います。②についてはゴミ扱いされることも多いですが、②はそれなりに価値があります。

会議でスマートに見せる100の方法

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